「CREW」那須で実証実験をスタート

「CREW」とは

株式会社Azitは、栃木県那須にて、モビリティプラットフォーム「CREW」を観光客のための新たな移動手段として提供する実証実験を、2019年7月より実施すると発表した。「CREW」は、”乗りたい人” と “乗せたい人” を繋げるモビリティプラットフォーム。ユーザーがアプリを起動して出発点と到着点を設定すると、近くを走るCREWパートナーと呼ばれるドライバーとマッチングし、行きたい場所まで送ってもらえる仕組み。マッチングが成立して移動をし、目的地に到着すると、ユーザーとドライバーそれぞれが相互評価を行うことで質を担保しているという。 利用者は実費(ガソリン代)とシステム利用料を支払うほか、任意で謝礼を支払うこともできるというモデル。国土交通省の通達に沿った運営を行なっているとのことだが、謝礼を支払うということで法規制を掻い潜っているともいえる。また、「CREW」アプリのUI/UXは洗練されており、今後のモビリティサービスもこのレベルをクリアすることが求められるだろう。

安全性について

さらに「CREW」は安全性を強化しており、下図のような取り組みを行っている。これまで「CREW」では法令遵守の観点から、今後は車内での謝礼についての会話を禁止。ライダーが任意の謝礼について車内で執拗にヒアリングするといった行為や、ドライバーが謝礼を強要するような行為が発見された場合には、内容によってはアプリの利用停止も含めたペナルティ措置をとるという。また、ドライブ開始前にアプリ上で確認していたシートベルト着用についても、今後はシートベルト着用の確認が取れなかった場合にアラートを出すように変更された。緊急事態に直面した際に利用者をサポートする機能として「SOSボタン」を搭載。ドライブ中はアプリ上に常時表示されており、利用時は安心安全管理オペレーターがリアルタイムに現在地を把握しながら、迅速に利用者に連絡しつつ、必要に応じて警察へ通報するという。

実証実験の内容

那須塩原市は、温泉や自然豊かな景観を求めて、毎年多くの観光客が訪れる観光地だ。そのため、特に新幹線が到着する時間帯の那須塩原駅周辺や観光エリア内に位置する道の駅 「那須高原友愛の森」周辺では、多くの移動の需要が発生している。今回実施する実証実験では、移動手段が不足している「那須塩原駅」と、観光エリア内に位置する「道の駅 那須高原 友愛の森」周辺を起点とした移動に対し、周辺住民や観光事業従事者にCREWパートナーとして参加してもらうことで課題の解決を目指す。実証実験終了後は、CREWパートナーや実際に乗車された利用者の声や意見を参考に、本格稼働への切り替えを検討する。

「CREW」の特徴

事故時の保険サポート

CREWは損害保険ジャパン日本興亜株式会社を引受保険会社とする、ドライブシェアリングサービス用の専用保険に加入している。ドライバーはもちろん、ライダーも補償される。

 

車両の修繕費用割引

サービス利用中に起きた破汚損に関してはファースト東京株式会社様と提携。ユーザー様からの報告をもとに修繕費用を算出するサポートと、割引対応を行う。

 

カスタマーサポート

ご要望・お問い合わせにチャットで親切丁寧に応対するカスタマーサポート体制を整備。お気軽に問い合わせることができる。

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